一念窯のご紹介

  • HOME
  • 一念窯のご紹介

一念窯は昭和25年、初代尾田一念の手によって創られ、以後母と娘の二人三脚での陶芸製作を行っております。砂漠やラクダをモチーフにした作品は、一念を代表する作風であり、独自のスタイルで数々の賞を受賞してきました。また、二代目芳炎は、初代の作風・信念を忠実に受け継ぎながら、新しい作品を作り出し、数多くの受賞・入選をしております。長崎の郷土人形で有名な南蛮人形の焼物や焼物ランプなど、独特の作風をお楽しみください。これらの陶磁器や絵画を展示している一念窯ギャラリーでは、数多くの作品集をご覧いただけます。

サハラに魅せられ、独自の世界観を確立

初代 尾田一念

砂漠やラクダをモチーフにした作品は一念を代表する作風です。何度となくサハラ砂漠を訪れ、その風景に触発された一念は、陶芸家として独特の世界観を見出しました。誰の弟子にもつかない独自のスタイルで陶芸を学び、女流陶芸家として数々のテレビや新聞でも紹介され、数多くの賞を受賞しております。

大正12年8月に生まれ。幼いころから絵を描くのが大好きで、暇を見つけては絵を描くことに没頭する少女時代を送ります。焼物を始めるきっかけとなったのは、街角で子ども達と一緒にキャンバスを立て絵を描く折り、波佐見焼の製陶所から焼物のデザインを依頼されたのが始まりになります。初めての焼物は七輪を2個合わせて焼いたもの。自分で7回も窯を作り試行錯誤を繰り返し、現在の一念窯に至ります。

初代 尾田一念

初代 一念を引き継ぎ、更なる世界を創る

二代目 尾田芳炎

二代目 尾田芳炎

陶芸界に新しい息吹を吹き込む二代目芳炎

昭和23年12月生まれ。一念窯の創設者尾田一念の長女であり、二代目一念窯尾田芳炎は、初代の作風・信念を忠実に受け継ぎながらも更なる新しい息吹を吹き込み、数々受賞や入選をしており現在の一念窯に至ります。現代工芸・新工芸家連盟を経て、無所属独自の作陶を作ります。

二代目 尾田芳炎
二代目 尾田芳炎